AppSheet初心者向け|経費精算アプリをゼロから構築する手順まとめ
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背景と目的
前回の記事「まずはサクッと経費登録アプリを作ってみた」では、AppSheetで設計した2テーブル構成の概要を紹介しました。
今回はその“続編”として、実際にどのような手順でAppSheetアプリを構築したのか、初心者向けにステップバイステップでまとめました。完全ノーコードで構築できるため、ぜひ参考にしてみてください!
Step1|スプレッドシートの準備
まずはアプリの元となるスプレッドシートを準備します。2つのシートを以下のように作成してください。
経費登録シート(例:経費登録)
- ID経費登録(主キー)
- 発生日 / 面会者 / 面会要件 / メモ など
経費詳細シート(例:経費明細)
- ID経費明細(主キー)
- ID経費登録(親のREF先)
- 領収書 / 金額 / 勘定科目 / OCRテキスト など
同様に1行目にカラム名を入力。空白の状態で保存します。
Step2|AppSheetへの接続方法
スプレッドシート上部のメニュー「拡張機能」→「AppSheet」→「アプリを作成」を選択します。
🔺注意: 初めて使う方は「AppSheet」が出てこないことがあります。その場合は AppSheet公式サイト にアクセスし、「新しいアプリを作成」→「Google Sheetsから開始」で手動作成できます。
作成出来たら、もう一つのスプレッドシート:経費登録を追加しましょう。
※スプレッドシートから拡張機能にて作成した対象のみ初回取り込まれています。
New Tableでもう一つを追加しましょう。
ちょっと長くなってしまったので一旦この辺で。
次はStep3から!!
Step3|カラム設定とREFの定義
AppSheetでのデータ型の設定を紹介していきます!
これにより、フォーム上でテーブルの紐付けや、フォーム画面で写真を登録したりなどができるようになります。
Step4|UX設計(フォームと表示)
AppSheetエディタの「UX」タブから、表示用のビュー(フォーム/一覧/詳細など)を設定します。
これによって フォームやデータ一覧などの見え方を設定できます。
Step5|動作確認とテスト登録
プレビュー画面またはスマホ実機でアプリを開き、試しに1件登録してみます。
まとめ
今回はAppSheetを使って、2つのテーブルを連携させた経費精算アプリの構築手順を解説しました。ちょっと長くなりすぎたので、後編は後程。
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