経費登録用のダミーデータをChatGPTに作らせてみた
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背景と目的
経費精算アプリをGASやAppSheetで作っていると、「とりあえずデータを入れてテストしたいな」と思うことがあります。でも実際に手作業でレシート風の情報を作るのは、けっこう面倒なんですよね。
そこで今回は、OpenAIのGPT-4oモデルを使って、ChatGPTに「経費登録のためのダミーデータを自動生成してもらう」というアプローチを試してみました。結果は想像以上に便利で、「最初からこれでよかった」と感じました。
使ったツール
- ChatGPT(GPT-4o)
ChatGPTで生成したデータをスプレッドシートに貼り付け、アプリ側で正常に取り込めるかどうかをチェックする、という流れです。
ダミーデータ生成の流れ
- ChatGPTに雑にお願い。「領収書のサンプル画像を作れる?」
- プロンプト調整
- 繰り返し
実際にGemini APIのテスト用にもそのまま使えるくらい自然なデータが生成されて、手間が一気に減りました。内容がユーモア満載だったので一部公開します。
実際に使ったプロンプト
文房具が高すぎる。。。 でもかなり精度は高い。
ほかサンプルも下記通り。
生成結果と応用例
出力されたデータは見た目そこそこ。使い勝手もリアル。
よくある経費のパターンが自然に盛り込まれていました。
さらに、ChatGPT側で「ちょっとノイズのある情報もつくって!」と依頼すれば、Geminiの分類アルゴリズム用の訓練データとしても応用可能かとおもいます。
まとめ
GPT-4oを使って、経費登録用のダミーデータを作るというのは、手軽かつ実用的なアプローチでした。テストの準備にかかる時間を削減できるだけでなく、分類や検索の精度検証にも活用できます。
特に「AppSheet+GAS」での業務アプリ開発をしている方には、開発初期のデータ不足問題を解消する有効な手段になるはずです。思いついたら、すぐにChatGPTに聞いてみましょう!
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