経費登録用ダミーデータをChatGPTに作らせてみた。

2025年4月12日土曜日

ChatGPT

経費登録用のダミーデータをChatGPTに作らせてみた

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背景と目的

経費精算アプリをGASやAppSheetで作っていると、「とりあえずデータを入れてテストしたいな」と思うことがあります。でも実際に手作業でレシート風の情報を作るのは、けっこう面倒なんですよね。

そこで今回は、OpenAIのGPT-4oモデルを使って、ChatGPTに「経費登録のためのダミーデータを自動生成してもらう」というアプローチを試してみました。結果は想像以上に便利で、「最初からこれでよかった」と感じました。

使ったツール

  • ChatGPT(GPT-4o)

ChatGPTで生成したデータをスプレッドシートに貼り付け、アプリ側で正常に取り込めるかどうかをチェックする、という流れです。

ダミーデータ生成の流れ

  1. ChatGPTに雑にお願い。「領収書のサンプル画像を作れる?」
  2. プロンプト調整
  3. 繰り返し

実際にGemini APIのテスト用にもそのまま使えるくらい自然なデータが生成されて、手間が一気に減りました。内容がユーモア満載だったので一部公開します。

実際に使ったプロンプト





文房具が高すぎる。。。 でもかなり精度は高い。
ほかサンプルも下記通り。




生成結果と応用例

出力されたデータは見た目そこそこ。使い勝手もリアル。

よくある経費のパターンが自然に盛り込まれていました。

さらに、ChatGPT側で「ちょっとノイズのある情報もつくって!」と依頼すれば、Geminiの分類アルゴリズム用の訓練データとしても応用可能かとおもいます。

まとめ

GPT-4oを使って、経費登録用のダミーデータを作るというのは、手軽かつ実用的なアプローチでした。テストの準備にかかる時間を削減できるだけでなく、分類や検索の精度検証にも活用できます。

特に「AppSheet+GAS」での業務アプリ開発をしている方には、開発初期のデータ不足問題を解消する有効な手段になるはずです。思いついたら、すぐにChatGPTに聞いてみましょう!